宿泊施設で不要になったシーツや枕カバーなどを材料とした「湯ザメぬいぐるみキーホルダー」が発売された。手がけるのは、一般社団法人 別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINK (大分県別府市)。
源泉数、湧出量ともに日本一の温泉地・別府にある宿泊施設は、330軒以上。別府市を管轄するリネンサプライ2社への調査によると、1ヶ⽉に約800kg〜1tものシーツや枕カバーが処分されている。その莫⼤な量に頭を悩ませていたが、シーツに再び命を吹き込むアップサイクル商品の開発を考案。その売り上げを観光促進に還元する仕組みにした。
ユニークなサメのキャラクターは⼈気イラストレーター oshow(おしょう)さんによるもの。材料には、クリーニング後の最終チェック過程で不要と決まったシーツを使⽤している。ぬいぐるみは⼤分県内の障がい者就労支援作業所(※)で、ひとつひとつ⼿作りされる。
環境にも福祉にも優しいサメ「湯ザメ」は、別府駅観光案内所「Wonder compass」で販売するほか、別府市公式宿泊予約サイト「ゆのくにゆのたび別府温泉」のオンラインショップでも取り扱う。 収益金の一部はコロナ禍で打撃を受けた宿泊施設に還元される。
※アトリエ湯輪夢(とりむ/大分市)、青い鳥(豊後大野市)、ハートピアきむれ(竹田市)の3ヶ所。
湯ザメぬいぐるみキーホルダー 販売場所 ・別府駅観光案内所「Wonder compass」 ・別府市公式宿泊予約サイト ゆのくにゆのたび別府温泉 https://www.yunotabi.jp/buppan/
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