世界最大の海流・黒潮の恵みを受けて生きる、さまざまな生きものの暮らしや歴史を知ってもらいたいと、特別展「黒潮はくぶつかん~日向灘から琉球列島の生きものと海の恵み~」が「宮崎県総合博物館」(宮崎県宮崎市)にて開催される。10月14日から11月26日まで。
黒潮が流れる日向灘の生きものの生体のほか、古代に生息した熱帯性の造礁サンゴやクジラなどの海洋生物化石を展示。宮崎県の海岸にうちあがった、迫力ある全長8mのザトウクジラの骨格標本も登場する。
海洋生物のほか、黒潮が貫流する琉球列島に生息するヤンバルクイナやアマミノクロウサギなどの固有種、縄文時代から人々の暮らしの痕跡が残る土地の歴史、日向灘沿岸と琉球列島にみられる植物を国立科学博物館の巡回展「琉球の植物」のパネル展示や関連資料で紹介するなど、盛りだくさんの内容だ。
特別展に関連して講演会や講座、宮崎県内で獲れた深海生物に触れる体験イベントなどもおこなわれる。関連イベントの参加はすべて無料。申し込み方法などは宮崎県総合博物館のWEBサイトにて。
黒潮はくぶつかん~日向灘から琉球列島の生きものと海の恵み~ 開催期間:2023年10月14日(土)〜11月26日(日) 観覧時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:火曜 場所:宮崎県総合博物館 宮崎県宮崎市神宮2-4-4 問い合わせ:0985-24-2071
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