聖地の門が4年ぶりに開かれる！JAMSTEC本部の一般公開が決定

4年ぶりに、あのイベントが帰ってくる！国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、JAMSTEC）が、2019年以来となる横須賀本部の施設一般公開を10月14日に開催すると発表した。

東京湾に面した白亜の建物群、JAMSTEC本部。それを「聖地」と筆者は呼んでいるが、深海が好きという皆さんならきっと共感してくれるだろう。

一般的によく知られているであろう有人潜水船による深海調査はもちろんのこと、地球規模の気候変動や環境変化により引き起こされる問題の解決、生命の謎に挑んでいる日本随一の研究機関。1983年から続く横須賀本部の施設一般公開だが、2019年11月に開催されて以降は感染症拡大の懸念から開催の知らせが届くことはなかった。

その門が、ついに開かれるというのだ。超先鋭的なJAMSTECの研究開発を分かりやすく楽しく理解できるよう、各部門による研究紹介展示や体験展示、横須賀本部スタジオからのYouTubeライブ配信などさまざまなプログラムが用意されている。もちろん、船舶や探査機の実機展示も。

のべ1700回以上の潜航をおこなっている大ベテラン・有人潜水調査船「しんかい 6500」および支援母船「よこすか」、自律型無人探査機の「NGR 6000」、「じんべい」、「ゆめいるか」、「AUV-NEXT」、無人探査機の「ハイパードルフィン」、「KM-ROV」など普段なかなか目にすることができない探査機や「アルゴフロート」などの観測機器も見ることができる（公開内容は変更になる場合あり）。

施設への入場は事前申し込みによる抽選制で、9月1日12:00〜25日12:00のあいだ申し込みようWebサイトで受け付ける。

JAMSTEC横須賀本部一般公開
開催日時：2023年10月14日(土) 9:15〜15:30(受付は14:00まで)
場所：JAMSTEC横須賀本部
　　　神奈川県横須賀市夏島町2-15
Twitter（X）：https://twitter.com/JAMSTEC_PR
申込用Webサイト：https://jamstec2023.smktg.jp/public/seminar/view/1