赤い背びれと銀白の細い身体が特徴の深海魚・リュウグウノツカイが、島根県益田市沖に仕掛けられた定置網に入っているのを13日早朝に漁師が見つけた。午後には島根県立しまね海洋館アクアスに運ばれ、14日の朝から一般公開される。
島根県内でリュウグウノツカイが揚がったのは今年初。身体の下半分がちぎれているものの躯体の状態は比較的よく、銀白のタンパク質に包まれたウロコを持たない体表を間近で見ることができる。公開は14日の1日限定、同館のお弁当広場にて。
お弁当広場では13日午後からダイオウイカの公開がおこなわれており、14日午後からは公開解剖イベントが実施される予定。ダイオウイカのいるところにリュウグウノツカイが飛び込んでくるという、まれに見る貴重な機会となった。
なおリュウグウノツカイは、状態によって公開を中止することもある。最新情報はアクアスのTwitter(X):https://x.com/aquasshimaneなどにて。
しまね海洋館アクアス
住所:島根県浜田市久代町1117-2
電話:0855-28-3900
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の1時間前まで)
WEBサイト:https://aquas.or.jp/
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