島根県立石見海浜公園にある水族館「しまね海洋館アクアス」で、ダイオウイカの展示、公開解剖がおこなわれる。アクアスお弁当ひろばにて、4月13日から展示をはじめ、公開解剖は14日の午後にスタートする。
2021年1月26日、島根半島西部に位置する出雲市猪目漁港に漂着した生きているダイオウイカ。深海に戻すことはできず、捕獲して冷凍保存されていた。その個体を、しまね海洋館アクアスで島根大学の吉田真明准教授が解剖しながら各部を解説する。
イベントは、4月13日・14日の2日間。解剖のため解凍されるダイオウイカを9時から公開し、解凍状況をみながら研究のためのサンプリングが随時おこなわれる。そのため、翌日の解剖は一部ハサミが入った状態からのスタートとなるが、13時から15時のたっぷり2時間の解剖が予定されている。展示、解剖とも事前の申し込みは不要で、アクアスに入館すれば誰でも見ることができる。
また、解剖がはじまる前の14日10時からは小中学生とその保護者を対象に、イカの体のつくりを学ぶ1時間半の体験スクール「イカのことをもっと知ろう!」を開催。スルメイカを使った、吉田准教授のレクチャーを受けることができる。こちらは事前の申し込みと、参加費200円が必要となる(定員30名)。申し込み方法など、詳細はアクアスのWEBサイト(https://aquas.or.jp/event/?month=2024-4)にて。
いつ、どこに漂着するか誰にも分からないだけに、ダイオウイカに触れられる機会はまさに一期一会。限られたチャンスをお見逃しなく。
ダイオウイカ大公開!inアクアス 場所:しまね海洋館アクアス 島根県浜田市久代町1117-2 講師:島根大学 吉田 真明准教授 協力:京都大学 寺門 寛氏 ダイオウイカハンター団有志一同 WEBサイト:https://aquas.or.jp/
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