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魚のウロコを再利用。アクアワールド茨城県大洗水族館の新制服まもなくお披露目!

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サメの飼育種類数が日本一として知られるアクアワールド茨城県大洗水族館(以下、アクアワールド・大洗)が、開館以来はじめて制服をフルリニューアル。3月23日から着用が開始されるのに合わせて、お披露目イベントが開催される。

アクアワールド・大洗からの依頼を受け新制服の制作をしたのは、「グローバルワーク」「ニコアンド」などのアパレルブランドを手がけるアダストリアのグループ会社であるアダストリア・ライフスタイル・クリエイション。働く人も来場者も笑顔になる制服を目指して、環境保全の意識、快適な機能性・見た目の華やかさにもこだわるリニューアル企画を進めた。

現場スタッフが、それぞれのポジションにおいて働きやすいよう、約9か月にわたって繰り返しサンプルを作成。職種ごとに求められる快適性や機能性を確認した。また、水族館の使命である海や河川の環境保全や、生き物たちが直面する環境問題について発信していくという意思を込め、魚の加工食品生産時に捨てられてしまうウロコを再利用した「コラーゲンヤーン」を原料とする素材を採用。廃棄物のウロコから取れるコラーゲンペプチドアミノ酸再利用をしたサステナブル素材「コラーゲンヤーン」の採用は、職業制服としては初めてだ(2024年2月時点)。

機能面だけでなく、デザイン面でも日々現場で働くスタッフの声をヒアリング。ポロシャツのボタンに水槽への落下リスクが少ないスナップボタンを採用したり、比翼仕立てにすることで清掃の際に水槽を傷つけてしまう心配をなくした。アウターは外気の侵入を防ぐ仕様になっており、衣服内にこもった熱を排気するための開閉ジッパーを脇の部分に、ポケットの裏地にはフリースを配したハンドウォームを採用するなど、外での業務が多い飼育スタッフの要望に応えた。

さらに、アダストリアのテキスタイルチームがアクアワールド・大洗の生き物たちをグラフィック化した、特注のテキスタイルがポイント。新制服のブルゾンおよびパンツには、アクアワールド・大洗で飼育しているシロワニやカナダカワウソ、フンボルトペンギンなどの生き物たちが、海中をイメージした紺色をベースにのびのびと泳ぐ様子を描き下ろした。

たくさんの工夫とこだわりが詰まった、アクアワールド・大洗の新制服は2024年3月23日から着用開始。初日には4階オーシャンシアターにてお披露目イベントを開催する。また、3階のシャークダディーズルームにて3月31日まで新制服の展示をおこなうほか、3月23日から数量限定で海の生き物たちが描かれたグラフィックポストカードを来場者にプレゼントする(※先着500名限定、なくなり次第終了)。

アクアワールド茨城県大洗水族館
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
WEBサイト:https://www.aquaworld-oarai.com/

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